アジアダラー

「アジアダラー」についてのメモ。アジアダラーとは…
HOME > アジアダラー

アジアダラー †

  • シンガポールなど東南アジアの金融市場に集まっている非居住者の米ドル資金。華僑の資金や多国籍企業の滞留資金などによって形成されている。

Asian Dollar
広義にはアジア地域にある米ドル預金のことをさすが,一般にはシンガポールのアジア・ダラー取扱認可銀行に預託された非居住者の外貨預金をいう。認可銀行におけるアジア・ダラー預金はシンガポール・ドル建ての勘定と完全に分離された特別勘定Asian Currency Unit (ACU)に記帳される。ACUの取扱可能通貨は米ドルを含む14通貨であって,アジア・ダラーの取扱いについては,(1)非居住者が保有するACU預金には源泉利子課税が免除される,(2)ACUが受取る国外貸付けによる利子所得には,法人税課税率は16%(シンガポール国内における法人所得税率は40%)に軽減されるなどの優遇策が講じられている。アジア・ダラー市場は,アジア地域からユーロ・ダラーなどに流れていた資金を食止め,東南アジア地域の経済発展に必要な資金の育成をはかることを目的とし,その市場規模は1968年の発足当時はわずか3000万ドル前後であったが,アメリカのほかヨーロッパ,日本からの進出企業の余剰資金,アジア各国中央銀行の外貨準備,華僑の遊休資金を吸収して急速な発展をとげ,77年6月末で188億ドルに達している。なお金利はユーロ・ダラー金利にほぼ連動している。






2007-03-10 (土) 21:29:58 (4579d)