イーストン

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イーストンの政治体系論 †

  • イーストン…政治体系論(政治システム論)
  • 初期の行動科学的政治学の反省
    • 見たり聞いたりできる経験的事実を重視するという立場から、理論もなしに、素朴な経験主義に走る傾向があった
    • それだけでは政治学の発展は期待できないので、彼は経験的な一般理論が必要だとして、政治体系論を提示
  • 新しい理論と、分析・検証の技術が一体となってはじめて、政治学の発展があるとする。

入力(インプット)と出力(アウトプット) フィードバック †

  • イーストンは、政治現象をとらえる枠組みとして政治体系を提示。
    • 法学的、制度論的な国家の概念では、発展途上国の政治などは分析できない。
    • 政治体系は、環境(国民や外部)からの要求という入力(インプット)を受けると、それに対応して政策を決定し、環境へ出力(アウトプット)する。政策が国民の要求に合致したものだったら、支持となって表れるが、そうでない場合は、再び要求として入力される。これがフィードバックで、これによって政治体系の調整が図られうる。
    • 政治体系の存続は、このような過程を通じてなされる。

政治的社会化 †

  • イーストンは政治体系論に基づき、政治的社会化の研究を進めた。
    • 政治体系が存続するには、ある程度の国民が、条件つきでなく、その政治体系を支持してくれる必要があり、ぞのためには家庭、学校、マスメディアなどによる社会化が重要であるという。
      • たとえば、民主政治なら民主的な政治体制について、しつけ、教育、情報提供など、政治的社会化によって、民主的な政治体系を支持する態度が広まる。
    • 政治体系そのものを基本的に支持する態度を、一般的支持というが、政治体系の存続のカギを握る一要因は、そのような態度を国民に広める政治的社会化だという。逆に、自分たちの要求が満たされたときだけ支持するという、条件つきの支持を特定的支持というが、これが多い場合は安定しない。





2007-03-10 (土) 21:30:17 (3819d)