インセンティブ規制

「インセンティブ規制」についてのメモ。インセンティブ規制とは…
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new regulation theory

新しい規制理論 †

 伝統的規制の欠点は,規制の失敗とインセンティブ(誘因)の欠如である。

 近年では企業に部分的に自由な裁量権を与えて,経営効率化を達成しようとする規制方式が採用されるようになってきた。そのため,インセンティプ規制と呼ばれる。

インセンティプ規制 †

  1. 余剰の残余請求権の一部を企業に認める利潤分配方式
  2. 価格上限の範囲内で自由に価格を定めてよいプライス・キャップ
  3. 他の企業の指標を物差しにするヤードスティック
  4. 事業免許を競売にかけるフランチャイズ・ビッティング

…など。

    • 利潤分配方式
      • ガス事業法の報償契約。ガス事業者が地方政府に納付すべき報償金はスライディング・スケール法が採用され,基準利益以上(以下)の金額の半分を料金引き下げ(上げ)に充て,他の半分を事業者に帰属させる。
    • プライスキャップ
      • 市内電話会社の料金規制。NTT東日本・西日本の電話・ISDN・専用の基本サービスにプライス・キャップが2000年度から適用され,適用の最終年度である3年目の予想収入と予想費用が均等化するように価格の上限値が計算されている。
    • ヤードスティック
      • 電力・ガス料金の比較査定。電力会社やガス会社が価格引き上げを申請する際には,費用の水準と変化率の各社間の比較を通じて,地域ごとの費用・需要条件の補正が行われている。





2007-03-10 (土) 21:30:30 (3878d)