Ockham's razor オッカムの剃刀(かみそり)
存在は必然性なしに増加されてはならないという原則。より広範囲の事象を説明できる、より単純な理論がよりよいとする考え方。思考経済の原則。
William of Ockham
1285頃-1349頃〔没年は1347年とも〕
イギリスのサリー郡オッカムに生まれる。スコラ哲学者・神学者。
唯名論的論理学を基盤に認識論等を展開、神に関する多くのことは論証によって知られることではなく、ただ信じられることだとした。フランシスコ会の同志とともに教皇を批判。