ガルブレイス

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John Kenneth Galbraith

ガルブレイス †

  • 1908年〜2006年
  • アメリカの経済学者。カナダ生まれ。米国インド大使。制度学派の流れをくむリベラルな立場から現代資本主義を鋭く分析。
  • 著「ゆたかな社会」「新しい産業国家」「不確実性の時代」など。

依存効果

米国の経済学者、ジョン・ケネス・ガルブレイス氏が死去
米国を代表する経済学者で「不確実性の時代」などの著作で知られる米ハーバード大名誉教授ジョン・ガルブレイス氏が29日夜、老衰のため米マサチューセッツ州の病院で死去した。米紙ウォールストリート・ジャーナルなどが報じた。97歳。

大企業中心の経済システムに警鐘を鳴らし、「真の民主主義があれば、よい社会は間違いなく存続する」と、健全な社会構築に向けたさまざまな提言を行い、政治、社会、外交など幅広い分野に影響を与えた。

1908年10月、カナダ・オンタリオ州生まれ。米カリフォルニア大で学んだ後、37年に米国籍を取得。第二次世界大戦中の40年代にはニューディール政策に参画、物価統制局でインフレ対策に取り組んだ。48年からハーバード大で教えた。

経済、政治思想の歴史を追った「不確実性の時代」は日本でも翻訳され、ベストセラーとなった。「ゆたかな時代」「新しい産業国家」などの著作では米国型資本主義の在り方を批判、公共サービスの充実や政府による規制の必要性を説いた。

資本主義の暴走に警鐘、経済学者のガルブレイス氏が死去
2006年04月30日20時27分

 「ゆたかな社会」や「不確実性の時代」「バブルの物語」などの著作で知られる米国の経済学者でハーバード大学名誉教授のジョン・ケネス・ガルブレイスさんが29日、老衰のためボストン郊外の病院で死去した。97歳だった。

 08年、カナダ生まれ、31年、米カリフォルニア大卒。プリンストン大助教授や、雑誌「フォーチュン」編集委員などを経て、49年から75年までハーバード大教授。この間、米国経済学会会長、ケネディ政権では駐インド大使を務めた。

 30年代の大恐慌の経験を通して、資本主義経済の不備を指摘。今日の豊かな社会の欠陥は、企業が公共目的をなおざりにする結果として、社会的な不均衡が拡大することにあると断じ、企業の社会貢献論のさきがけとなった。また、大企業は所得の不平等など社会の不公正を広げるので、政府が企業活動にもっと関与できるようにすべきだ、と説くなど市場まかせの経済運営を批判した。

 米経済学会の2大潮流であるケインズ学派とシカゴ学派(マネタリズム)のいずれにも属さず、学界での評価は分かれる。だが経済学者とともに歴史家、文明批評家の視点を併せ持ち、巧みな筆致で資本主義の暴走に警鐘を鳴らした著作は、各国の多くのファンを魅了した。






2007-03-10 (土) 21:31:18 (3908d)