クレジット・クランチ

「クレジット・クランチ」についてのメモ。クレジット・クランチとは…
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credit crunch クレジットクランチ 金融逼迫(ひっぱく)

クレジット・クランチ †

  • 金融の極端な逼迫状況を指す。
  • 明確な定義があるわけではないが、一般的には、金融期間が貸し渋りの姿勢を強めて、金融が量的に極端に引き締まり、企業などが採算を超える高い金利を支払っても資金を取り入れることができなくなるような状況。

バブルの崩壊後、日本経済は深刻な景気後退局面に入った。しかしこの不況は、従来のように企業の在庫循環が主たる原因である単純な有効需要不足による景気後退ではなく、むしろ金融機関の収益悪化による貸出金の抑制が大きな原因である景気後退であると考えられる。バブルの崩壊により金融機関の総資産は大幅に減少し、その自己資本比率(貸出金÷総資産)は大きく低下したため、金融機関はBIS(国際決済銀行)規制に定められた自己資本比率(一九九一年三月以降は七・二五%、九三年三月までに八%)を維持するために、企業に対する貸出金を大幅に抑制、あるいは早期に回収せざるを得なくなった。このように、金融機関の企業に対する貸出金の抑制が企業の設備投資を抑制することにより、景気後退をもたらすようなケースのことを、クレジット・クランチ(信用逼迫)による景気後退という。このような景気後退の場合には、単純な有効需要不足型の景気後退とは異なり、従来型の公共投資中心の景気対策・財政政策は、金融機関の収益が回復しない限り、大きな効果が見込めないと考えられるため、金融機関の不良債権問題や株式市場の低迷に対する対策こそが早急に取られるべきといえる。






2007-03-10 (土) 21:31:34 (3812d)