ケインズ主義

「ケインズ主義」についてのメモ。ケインズ主義とは…
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ケインズ主義 †

  • ケインズ主義は、市場は基本的に不安定なものであり,自己調整機能をもたないと考える。市場が円滑に機能し,持続的な経済発展(成長)を実現するためには,政府がマクロ経済政策(金融財政政策)を通じて有効需要を創り出す必要があると考える。
  • 技術革新等による生産性向上はおのずと需要拡大につながるのではなく,政府が金融援和や公共事業等によって需要を喚起する必要がある。こうしたマクロ経済政策によって生産性向上が経済成長に結び付き,さらなる生産拡大へとつながる,したがって労働力需要も伸び,完全雇用が実貌する。先進資本主義諸国の間では,政府の介入程度に差があるとはいえ,このようなケインズ主義的市場介入が戦後,共通の合意となったのである。
  • アイケンベリーによれば,イギリスの戦時内閣は完全雇用政策を重視し,他方,アメリカ国務省は自由貿易擁護の立場をとっていたため,両国の戦後体制への選好は大きく違っていた。にもかかわらず,両国の経済学者や政策専門家たちの間にケインズ主義的合意が存在していたゆえに,ブレトンウッズ体制は実現された。





2007-03-10 (土) 21:31:50 (3792d)