ゲーム理論

「ゲーム理論」についてのメモ。ゲーム理論とは…
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the Game Theory/the theory of games ゲーム論/ゲームの理論

ゲーム理論 †

 社会状況をモデル化するための一般的な分析アプローチ。
 数学者ファン・ノイマンが1944年に経済学者モルゲンシュテルンの協力を得て完成させた『ゲーム理論と経済行動』によって切り開かれた新しい経済学の分野。複数の合理的意志決定の利得がそれぞれの戦略の相互依存関係によって定まる、ゲーム的状況を分析する数理的手法。
 最も有名なのは「囚人のジレンマ」と呼ばれるケース。

『ゲームの理論と経済行動』出版50周年にあたる94年,ゲーム理論の均衡概念の積数化に貢献したナッシュ,ハルサニ,ゼルテンはノーベル経済学賞を受賞した。従来,経済学は戦略的相互依存関係の希薄な完全競争や独占のみを分析し,ゲーム的状況にある寡占分析には大きな注意を払ってこなかったが,ゲーム理論の登場によって現代の寡占経済の本格的な分析が可能になった。それらの分野は,伝統理論と区別するために,新産業組織論や新国際貿易論と呼ばれている。

■ゲーム理論とは何か?

 ここで言う「ゲーム」とは、人間の行為において、チェスやポーカーに見られるような各人の行動を規定する一組のルールのこと。そのルールに従ってある特定の形として実現されたものを「プレー」という。

 「ゲーム理論」とは、「ゲーム」を形式化することによって、相反する利害関係に立つ行動単位からなる社会における人間行動の様式を理論的に究明する。フォン・ノイマン(J.L.von Neumann)とモルゲンシュテルン(O.Morgenstern)によって、大成された。

■2つのアプローチ

  • 協力ゲームアプローチ
    • 協力を前提としている
  • 非協力ゲームアプローチ
    • 協力を前提としていない

ゲームの理論【経済‐経済理論】[theory of games] †

相手の出方を予想して自らの行動を決めるという相互戦略的対立を想定し、企業間の経済行動を分析しようとする考え。従来の経済学は、市場を与えられたものとし、個々の経済主体は市場で決まる価格に適応して極大行動をとるものとされ、個人の行動を分析すれば、即社会全体の動きが分かるという方法論的個人主義の立場に立ち、経済主体相互間の戦略的関係を考えなかった。だが少数大企業間の競争となると、こうした方法論的個人主義では分析できず企業相互間の関係が問題になり、ゲームの理論の適用範囲が増した。しかしこの理論は、現実の経済分析よりも仮定の上に立つことが多く、経済学よりも数学の発展に素材を提供したともいえよう。






2007-03-10 (土) 21:31:52 (3757d)