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Ronald Harry Coase

ロナルド・コース †

1910-
経済学者.ロンドン生まれ.

イギリス生まれの法経済学者。
シカゴ大学名誉教授。
1991年にノーベル経済学賞を受賞。寡作ではあるが,企業の理論,社会的費用の理論,法と経済の学際的な領域で基礎となる研究を発表。
外部不経済が存在するときに,どちらが相手に対する補償を負担しても同じ効率的配分が達成されるというコースの定理は,「市場の失敗」をめぐる議論において有名。

イギリスで教育をうけ,イギリス戦時内閣で統計学者として働いたのち,1951年にアメリカへ移住し,ヴァージニア大学(1958-64),シカゴ大学(1964-79)で教鞭をとった.2本の雑誌論文,“取引費用”を分析した「企業の本質」(1937)と,財産権および法律の経済学の発展につながった「社会的費用の問題」(1960)は,大きな影響力をもった.1991年にノーベル経済学賞を受賞.

コースの業績としては、いま説明した定理に係わる『社会的費用の問題』(一九六〇年)の他に、O・ウィリアムソンや青木昌彦などによる現代の企業理論の展開に大きな影響を及ぼした『企業の本質』(八三年)がある。

コースの推論 Coase conjecture
独占企業であっても耐久財を供給している場合には,自らの企業が過去に供給した財または将来に供給する財と競合関係が発生し,独占利潤を獲得することができないという理論的予測。しだいに供給価格を低下させてゆく企業の行動を,消費者が見越して買い控えを行うために生じる現象である。






2008-06-25 (水) 13:51:54 (3923d)