コーンハウザー

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William Alan Kornhauser ウィリアム・コーンハウザー

コーンハウザー †

  • アメリカの政治社会学者。
  • カリフォルニア大学バークリー校の社会学科教授。
  • 主著『大衆社会の政治』The politics of Mass Society(1959)。
  • 実証的な資料によって独自の理論を展開しており、投票行動に関する分析から、大衆社会、大衆運動、世論形成とその動態、関心諸集団の集団行動というような分野が、講義題目のなかにも示されている。
  • 『大衆社会の政治』は代表作で、多くの研究者に影響も与えてきた。
    • 彼の大衆社会の構造は、機能集団や地域集団の弱化に基づく中間的諸関係の脆弱{ぜいじやく}性の指摘にあるが、そこから選良は大衆にとって近づきやすいもの、大衆は選良に操作されやすいものとなる。個人的関係は孤立化し、全国的関係の集中化が際だつ。大衆社会の組織原理はここにある、と彼は考えている。
  • エリートへの接近可能性と非エリート(一般大衆)の操縦可能性という二つの基準から、共同体社会、多元社会、全体主義社会、大衆社会という4類型を設定した。
    そしてアメリカの多元的民主主義を、接近可能性の保持と操縦可能性の回避を可能にするものだと特徴づけている。また大衆運動の発生因を豊富なデータで跡づけ、中間集団や社会的紐帯(ちゅうたい)といった社会学的変数から体系的に位置づけることにより、大衆社会論を単なる文明批評次元から歴史社会学の次元に引き上げた功績は大きい。

著書
『産業における科学技術者』(1962)、
『労働者が投票する時』(1956、共著)
『アメリカ民主主義における権力の諸問題』(1957、編著)
論文
「パワー・エリートか拒否権行使集団か」(1961)
「大衆社会」(1968)






2008-11-18 (火) 23:55:32 (3108d)