コアビタシオン

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(フランス)cohabitation

コアビタシオン †

  • 《同棲の意》保革共存。フランスで、1986年に行われた総選挙で保守派が勝利し、革新派の大統領のもとに保守派の首相が誕生した事態をいう。
  • 1986年3月総選挙で保守が勝ち社会党のミッテラン大統領、保守のシラク首相による内閣という政権ができた。保革共存である。第五共和政下の初めての事態であった。その後の社会党内閣形成により保革共存体制はなくなったが九三年三月、フランス社会党の歴史的敗北と保守・中道の圧勝により保守の共和国連合のバラデュール元蔵相を首相とする新内閣が三月に発足。ここに第二次保革共存政権の出現となった。九五年五月の大統領選のシラク勝利により、保革共存は解消した。

コアビタシオン解消(Cohabitation) †

  • 2002年4月21日に行われたフランス大統領選挙の第1回投票で、社会党のジョスパン首相が極右政党の国民戦線(FN)ルペン党首に敗れて3位となり、5月5日の決選投票への立候補資格を失った。この時点でジョスパンは首相を辞任、政界から引退を表明した。後任には当時知名度の低かったラファランが起用された。決選投票では、ルペン候補の当選を阻止する幅広い層の国民運動が起き、シラク大統領が82・21%の圧倒的支持を得て再選を果たした。続いて6月9日と16日に行われた国民議会(下院)の選挙でも、シラク大統領の与党「大統領与党連合」が単独で62%を超える得票をえて第1党となり、ラファラン氏が再度首相に指名され、第2次ラファラン内閣が発足してここに5年間続いたコアビタシオンは本格的に解消された。捩れ現象で政策に積極性を欠いたコアビタシオンには国民の不満が多く、選挙結果は国民の意思の実現とみてよい。今後はシラク大統領の強い影響力のもとに政局が運営されるものとみられる。





2008-06-21 (土) 04:57:18 (4437d)