コンセンサス型民主主義

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コンセンサス型民主主義 †

  • 多数派支配型民主主義とは対照的に,少数派も統治に参加するように組織されたタイプである。ここでは少数派に対して慎重な配慮をし,たとえば,比例代表制を採用する。政党の数も多く,連立政権,それも過半数をはるかに超える大連立が成立する。二院制を設け,その選挙方法などを変えることによって多数派の意向と少数派の意向がそれぞれ代表されるようにする。
  • 連邦制を採用して権力集中を防ぐ。こうしたコンセンサス型は,国内に人種や宗教,言語などに発する亀裂があり,多数派支配を強行すれば全体としてのまとまりが崩壊するという条件下で出てくる。しかも分裂を防止するためにはリーダー間の協調関係が要求される。これまで多数派支配型が民主主義の典型と考えられてきたが,コンセンサス型はヨーロッパ大陸を中心に安定した民主主義体制を営んでいる。多数派支配型が前提とする国内の文化的同質性はそれほど当然のことでない以上,コンセンサス型は無視できないのである。





2007-03-10 (土) 21:32:04 (3911d)