Baruch de Spinoza
唯一の実体である神はすなわち自然であるとする汎神論を主張し、精神界と物質界の事象はすべて神の二属性の様態であると説いた。また、事物を神との必然的関係において直観することに伴う自足感を道徳の最高の理想とした。
思惟と延長は唯一の実体である神(自然と同じ)の二属性で、神以外のものはその様態であると、汎神論的一元論を主張。自然の秩序を理解し、感情を統御することで至福が得られるとする。
著「エチカ」「知性改善論」など。