ダーウィン

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Charles Robert Darwin

チャールズ・ダーウィン †

1809-1882

イギリスの博物学者。進化論を提唱。

1831年12月〜1836年10月まで,南米海域などの測量調査を主な目的としたイギリス海軍の軍艦ビーグル号に乗船する。この航海でのさまざまな経験が,その後のダーウィンの学問的研究活動にとっての基礎を与えることになった。

1837年春頃に,生物種は固定的・普遍的なものではなく可変的であり,時間とともに変化していくのではないかという進化論的発想が彼のなかにめばえていたらしい。

その後さらに,そうした進化を可能にする自然的原因のメカニズムとはどのようなものなのかという点をめぐって考察をつづけ,マルサスの『人口論』(1798年)などにヒントを得て,自然選択の原理に思い至ったとされる。しかし,長い間、その成果を公表せずにいた。

 ところが,1858年にマレー群島に博物学研究の旅行に行っていたウォーレスから,自分と同じ自然選択説を主張する論文を送られて,ダーウィンはひどく狼狽した。だが結局,周囲の人びとの計らいもあって,両者の論文が同じ表題で同年のリンネ学会で発表されることとなった。

 その後ダーウィンは,急いで自説を展開した著作の執筆にとりかかり,翌年の秋に刊行されたのが,『種の起源』である。その後何度か改定がくわえられ,最後の第六版が現在も読まれているものである。
 初版の段階ではダーウィンは,おのれの提唱する自然選択という思想を神の設定した法則とみなす趣旨の議論を盛りこむなどして,人間の発生に関する議論を意図的に避けていたが,後の『人間の由来』(1872年)になると,はっきりと人間をも生物進化の産物とみなす見解をうちだして,キリスト教的な人間観を正面から否定するに至った。

著「種の起源」「人間の由来」「ビーグル号航海記」など。






2007-03-10 (土) 21:32:48 (3727d)