デファクトスタンダード

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de facto standard
《de factoは、ラテン語で、事実上の、の意》

デファクト・スタンダード †

  • 事実上の標準。ISO や JIS などの規格制定機関の認定によるのではなく、市場競争を勝ち抜くことによってその業界の標準と見なされている規格。

事実上の標準。市場の競争の結果として標準化した基準で、同時にグローバル・スタンダード(→別項)である場合をさす。古くはビデオのVHS方式、最近ではマイクロソフトのウインドウズなど。反対語は「法による標準」の意味のデジュアリー・スタンダード(de jure standard)で、JIS、ISOがこれに当たる。ハイテク分野を中心に「デファクトの確立」が、ネットワーク時代の新たな競争原理といわれてきた。特にハイテクの分野に顕著に現れてきたのは、技術革新のスピードと国際化である。特定の会社が標準を実質的に定め国際化したほうが、てっとりばやく市場を拡大し、事実上の国際競争力を確立できる。製品の世帯普及率が2%を超えるあたりで決まることが多いといわれてきた。IT時代にはいり技術革新のスピードが規格統一のメリットを奪い、規格が適度に分散していたほうが、競争原理が働き市場が拡大して優れた新技術の開発につながっている。パソコン規格はウインドウズとマックOSとが両立してきたが、リナックスがウインドウズを脅かし、メモリーカードも規格はさまざまである。1990年代以降、家電、電子機器メーカーは商品を市場化する前に各社が事前に規格統一を図った。再生型DVDはそのひとつである。しかし、技術革新のスピード、企業文化の違いや技術的背景などから規格が並立しており、こうした傾向は他のハイテク分野にも広がっている。

事実上の標準。公的な標準設定機関が決めた標準ではなく,多くの市場シェアを確保することによって結果的に標準となった方式や製品をいう。ビデオのVHS方式,パソコン用OSのWindowsなどがその例である。

事実上の業界標準。*国際標準化機構(*ISO)や日本工業規格(*JIS)など公的機関が制定した規格や規定に対して,市場競争を通じて業界の標準的地位を占めた規格や製品などをこう呼ぶ。技術進歩の急速な情報通信分野では,時間のかかる公的規格を待たず,企業や技術者グループが事実上の業界標準として先に普及させたうえで,ISOなどで採用するケースも多い。また最近は,企業が自社の規格を業界標準にするため,技術情報を公開する戦略をとることが増えてきた。米マイクロソフトのコンピューター基本ソフト,ウィンドウズのようにいったん業界標準の座につくと業界での支配的地位に立てるため,企業戦略上,重要なテーマとなっている。






2007-03-10 (土) 21:33:01 (3910d)