ニュー・ケインジアン

「ニュー・ケインジアン」についてのメモ。ニュー・ケインジアンとは…
HOME > ニュー・ケインジアン

New Keynesian

ニュー・ケインジアン †

ニュー・ケインジアン・エコノミクス †

  • アメリカにおいて、新古典派経済学とケインズ経済学の双方の有効性を認めた新古典派総合が衰退すると、ケインズ経済学の有効性を一切認めない合理的期待仮説が大きな影響力を持つようになった。

ニュー・ケインジアン・エコノミクス【経済‐経済理論】[New Keynesian Economics]
特にアメリカにおいて、ケインズ経済学と新古典派経済学の双方の有効性を等しく認めた新古典派総合が衰退した後には、ケインズ経済学の有効性を一切認めないハイパー新古典派経済学とでもいうべき合理的期待形成仮説が非常に大きな影響力を示すようになった。このような状況に危機感を抱いた一部のアメリカの経済学者たちが、合理的期待形成仮説の影響を受け、その基本的な枠組みを出来る限り維持しながら、ケインズ経済学に新しい理論的基礎付けを与えるべく建設したのが、ニューケインジアン・エコノミクスである。この理論がこれまでのケインズ経済学と異なるところは二点ある。第一点は、ケインズの有効需要の理論を、不完全競争や収穫逓増などのこれまではケインズ経済学と結び付けてこられなかった、新しいミクロ的な基礎付けの下に展開したことである。第二点は、伝統的なケインズ経済学の仮定、例えば、価格や賃金の硬直性の仮定を、メニューコスト(価格を改定する際にかかる費用のこと)や価格設定の非同時性(各企業がバラバラのタイミングで価格設定を行うこと)、などの新しいミクロ的な基礎付けの下に展開したことである。

  • 今のところ、合理的期待形成仮説の研究拠点がシカゴ大学であるのに対し、このニューケインジアン・エコノミクスの研究拠点は、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学である。





2007-03-10 (土) 21:33:31 (4265d)