ノーブレスオブリージュ

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(フランス)noblesse oblige ノブレスオブリージュ ノーブレスオブリージ
noble obligation ノーブル・オブリゲーション

ノーブレス・オブリージュ †

  • 身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。
  • ヨーロッパ社会で、貴族など高い身分の者にはそれに相応した重い責任・義務があるとする。
  • もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」の意味。
  • 「ノブレス・オブリージュ」はフランス語「 Noblesse(貴族)」と「Obliger(義務を負わせる)」を合成した言葉。

ノブレスオブリージュ †

  • 参考:中央日報・噴水台 ノブレス・オブリージュ
  • 1808年、フランスの政治家ガストン・ピエール・マルク(1764〜1830年)が高貴な身分に伴う社会的義務を強調しながら初めて使った。
  • 『ローマ人の物語』で作家・塩野七生は、ローマ帝国1000年を支えた根底には「ノブレス・オブリージュ」があったことを指摘した。
    • ローマの貴族は社会的責任を負わなければならないという考えが強かった。戦争が起これば貴族は率先して最前方に出て戦い、公共の利益をためには貴重な財産を社会に快く提供したという。
    • 「知性ではギリシャ人より劣り、体力ではケルト人やゲルマン人より劣り、経済力ではカルタゴ人より劣っていたローマ人が、永らく巨大帝国を維持できた原動力は社会指導層の役割だった」(塩野)
  • 私たちの周囲には官僚、富豪、知識人など、自称ノブレスがたくさんいる。だが、ノブレス・オブリージュに顔を背ける人が多い。これをめぐり「ノブレス・マラード(Noblesse Malade 病んだまたは腐敗した貴族という意味)」という皮肉が出てくる。口では社会正義を叫びながら、内心は脱税、便法、投機などを企む偽ノブレスを例えた言葉だ。





2010-04-23 (金) 06:35:30 (2623d)