ノーベル経済学賞2004

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ノーベル経済学賞2004 †

ノーベル経済学賞はノルウェー人と米国人の大学教授2人(朝日新聞)
 スウェーデン王立科学アカデミーは11日、今年のノーベル経済学賞をノルウェー人のフィン・キドランド米カーネギーメロン大学教授(60)とエドワード・プレスコット米アリゾナ州立大教授(63)に贈ると発表した。

 対象となった業績は経済政策の時間整合性の研究と実物的景気循環論。

 前者は、中央銀行などの政策当局と企業や家計といった経済主体が、お互いに相手の行動を前提に織り込んで次の行動をすることで、当初は良いものと考えられた経済政策が悪い結果を招くといった「動学的非整合性」の問題を解明。そこから発展した議論は諸国の中央銀行の裁量よりもルールを重視した政策決定への移行に大きな影響を与えた。

 また景気循環に関しては、両氏は、供給に対する需要の大小で景気の拡大や後退が起こるのではなく、実物経済における技術進歩率の変動という供給側の要因そのものが、循環の原因になっていると論じた。

■ノーベル経済学賞、プレスコット氏ら米大学の2氏に(日本経済新聞)
 裁量的な政策が景気循環に及ぼす影響が限定されることなどを理論面から解明したのが理由。

 両氏の業績は「動学的不整合性仮説」「リアルビジネスサイクル」という二つの考え方を新たに経済学に導入した点。

 政策当局が政策を裁量的に決定しても人々が政策当局の思惑を先読みして行動する結果、「ルール」的政策に比べ効果が小さくなることを証明。また政策当局が金融・財政政策を通じて景気変動を制御しようとしても、かえって経済の不安定性が増し、経済の最適化へのプロセスを遅らせてしまうことを示した。プレスコット教授は米ミネアポリス連銀のエコノミストを務めるなど、米国の金融政策にも深くかかわっている。賞金は1000万クローナ(約1億5000万円)。両氏で折半する。






2007-03-10 (土) 21:33:39 (5593d)