フンコロガシ

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雑学

フンコロガシ…月光を頼りにまっすぐ歩く †

 古代エジプトで神聖視されたフンコロガシ(スカラベ)が、夜間にフンの玉を真っすぐ転がして行けるのは、月の光のおかげと分かった。太陽から方角を知る動物は、渡り鳥や昆虫など多く知られるが「はるかに暗い月の光の波が持つ角度情報(偏光)を利用する動物は初めて」という。

 スウェーデン・ルンド大と南アフリカ・プレトリア大のチームが、英科学誌ネイチャーの最新号で発表した。

 フンコロガシの大半は夜行性。フンを丸め、逆立ちして後ろ脚で押して行き、適当なところで穴を掘って埋める。

 研究チームは、フンコロガシが月夜だとまっすぐに進むのに、月のない夜はよろよろとした動線を描くことに着目した。

 フンコロガシに見えないように月を覆った上で、月の光の、方角による偏光の特性を左右どちらかに90度変えた。すると、進行方向もそれに応じて90度変わった。月を覆っただけでは方向は変わらなかった。

 月そのものや明るさでなく、光の角度情報を頼りにすれば、月が雲などに隠れても影響を受けずにすむ。






2007-03-10 (土) 21:34:31 (4974d)