principal-agency theory プリンシパル=エージェンシー理論/プリンシパル=エージェント理論
プリンシパル-エージェンシー理論 †
- ある経済主体が代理人を定め、自分のために用役を提供してもらうことがある。代理人をエージェンシー、依頼人をプリンシパルと呼ぶ。
- エージェンシーの行動、あるいはそれに影響する諸要因について、十分な情報をプリンシパル、もしくは第三者が持たなければ、エージェンシーは自分の利益を優先し、プリンシパルの利益に反する行動をとることができる。
- エージェンシーに対する報酬をどのように定めれば、エージェンシーはプリンシパルの利益に即して行動するかを分析する理論。
プリンシパル(依頼人)がエージェント(代理人)の行動を監視できない状況下で、エージェントに約束を実行させる最適な契約形態を明らかにすることを目的とする理論。
- 適用例
- 株主と経営者
- 雇用者と被雇用者
- 規制当局と被規制者