Michael E Porter
- 1947年〜
- アメリカの経営学者。
- 産業組織論と関連させて,業界の競争構造と競争要因,競争の基本戦略,組織内での価値活動と価値連鎖などの戦略概念を次々と開発して,競争戦略の理論に飛躍的発展をもたらした。
Porter's five competitive forces
- 産業組織論とマーケティングの学者であるマイケル・ポーターは,業界の収益性を決め,業界の魅力度の決定要因となるものとして,次の5つを挙げた。
- 新規参入業者の脅威
- ほかの技術に基づく代替品の脅威
- 買い手の交渉力
- 売り手の交渉力
- 既存競争業者間の競争の激しさ
- 企業の競争戦略の究極目標は,これら5つの要因を動かして自社に有利になる方向にもっていくことである。
Poter's generic strategies
マイケル・ポーターは,『競争の戦略』において,企業が競争力を向上させるための基本戦略は3つあると提言している。
- コスト・リーダーシップ
- コスト・リーダーシップは,業界内で低コスト・メーカーを目指す会社の戦略。この会社は広範囲の製品を業界内の多数のセグメントに販売する。
- 差別化
- 差別化は,多数の顧客が重要だと考えるいくつかの品質を選んで,この顧客ニーズを満たすこと。差別化は製品そのものにも,物流の方法にも,マーケティングの仕方にも応用できる。差別化の利点は,製品がより高い価格で売れることである。
- 集中
- 集中は業界内の1つのセグメントを選び,他社よりも効率よくそのセグメントに奉仕する戦略。これにはコスト集中と差別化集中の2種類がある。コスト集中は選ばれたセグメントでコスト優位を確保することであり,差別化集中は市場の特異なセグメントに力を集中することで,競争優位を確保することである。