マルチラテラリズム

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マルチラテラリズム multilateralism †

貿易などの国際問題を、二国間だけでなく多国間で調整・処理しようとする考え方。

 多国間主義。多角的交渉主義。

●単独主義/二国間主義/多国間主義(unilateralism / bilateralism / multilateralism)〔世界政治〕
外交政策の三つの形態。単独主義(ユニラテラリズム)とは、同盟や国際機関の力をかりず、独力で政策目標を達成しようとする政策志向。「単独行動主義」とも訳す。主権国家の理念型ともいえるが、実際には、中立主義や孤立主義、もしくは超大国の対外政策にみられる。アメリカの場合、建国当初から、外国との同盟を嫌い、孤立主義を好む傾向があり、軍事的介入の際にも単独主義への傾斜が際立つ。とりわけ、ブッシュ政権は、「国益優先」を掲げて、ABM制限条約の破棄、CTBT包括的核実験禁止条約の死文化、京都議定書からの離脱、国際刑事裁判所条約の反対など、国際的な枠組みより、唯一の軍事超大国としての優位の確立を重視する傾向を示した。
二国間主義(バイラテラリズム)は、通常の外交や通商関係の一般的な形態。安全保障では、同盟の形となる。二国間主義の外交は合従連衡によるさまざまな選択肢を提供するが、システムは不安定になりやすく、弱小国にとっては、大国への依存状態になる危険性がある。
多国間主義(マルチラテラリズム)とは、一定のルールに基づいて、3カ国以上の関係を調整する枠組み、もしくはその枠組みのなかで外交目標を追求する政策をさす。剥き出しの力関係より、ルールに基づく論理展開と構想力、議題設定(agenda-setting)能力、多様な連合形成(coalition-building)と多数派形成能力が意思決定の重要な要素となるため、中小国にも外交力を発揮する場が与えられる。

多国間主義のこと。多角的交渉主義ともいう。貿易ルールを特定国間に限定せず,同一条件を他国にも用いる原則。交渉の場合でも多国間を原則とする考え。






2007-03-10 (土) 21:35:27 (3851d)