モナルコマキ

「モナルコマキ」についてのメモ。モナルコマキとは…
HOME > モナルコマキ

(ラテン) monarchomachia
暴君放伐論

モナルコマキ †

正当な支配を行わない君主に対して人民は服従の義務はなく、そのような君主は殺害の対象となるという考え方。一六世紀後半、フランスのユグノー派が主張。

人民は暴君に服従する義務はなく、その殺害も許されるとする主張・思想。一六世紀後半、フランスにおける宗教的対立の中から、主にユグノーによって主張された。

社会契約説が政治思想の中心を占めたのは、17,18世紀のことだが、それに先立って、「統治契約説」が唱えられている。

社会契約説にも影響を及ぼした理論で、暴君放伐論(モナルコマキ)が代表的。

16世紀には宗教改革によって宗派対立が生じたが、フランスの新教の一派であるユグノーが、宗教的寛容を求めていく中で形成した。人民と君主の関係を契約関係と考え、君主が契約の目的に反する行動をした場合には暴君とみなし、契約を解除してよい、とするもの。一種の抵抗権だが、依然として君主と人民の関係は、上下の関係と考えられていた。

これに対して社会契約説では、平等な個人間の契約と考えられており、この点でも画期的なものだった。






2007-03-10 (土) 21:35:41 (3764d)