ユーロダラー

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Eurodollar

ユーロダラー †

アメリカ以外の銀行に預けられたドル預金。主としてヨーロッパ所在の銀行(米銀の在欧支店を含む)に預けられているためこう呼ばれる。

ユーロカレンシー

アメリカ以外にある銀行に預けられている米ドル。ヨーロッパにおいて貸借されるドルというところからユーロ・ダラーの呼び名が生れた。イギリスや西ドイツ以外にあるポンド預金やマルク預金をユーロ・ポンド,ユーロ・マルクといい,これらを総称してユーロ・マネーまたはユーロ・カレンシーと呼ぶ。ユーロ市場の中心はロンドンで,米ドルを中心とした短期資金の預入れや取入れによって取引される国際短期金融市場で,形式的には預金の取引であるが,実質的には貸付けや借入れの取引といってさしつかえない。ユーロ・ダラー市場発達の背景は,(1)1950年代の終期に西ヨーロッパ諸国が通貨の交換性を回復してから為替管理が緩和されたこと,(2)アメリカの国際収支が同じ頃から恒常的な赤字となり,ヨーロッパ諸国のドル保有が増大したこと,(3)アメリカの預金金利規制などの関係から,より有利な金利を求めてユーロ市場に資金が集ったこと,(4)ユーロ市場での取引は無担保の信用取引であり,またテレックスなどで簡単に取引が行われるという便利さがあることなどである。ユーロ市場の規模は70年代に入って急速に拡大し,国際決済銀行BISの推計によると,70年末の570億ドル(うちユーロ・ダラー460億ドル)から76年末には3050億ドル(同2240億ドル)へと著しく増加している。このような近年における市場規模の拡大は,産油国のオイル・ダラーの放出,国際収支赤字国の資金需要増大,シンジケート・ローンの増加などによる。日本の外国為替銀行も貿易金融,現地金融などの相当部分をユーロ市場から調達している。






2007-03-10 (土) 21:35:47 (4579d)