ユーロ市場

「ユーロ市場」についてのメモ。ユーロ市場とは…
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Euro market ユーロ市場

ユーロ市場 †

  • 自国以外で取引される自国通貨を「ユーロカレンシー」と呼び,ユーロ・カレンシーが取引される市場を略して「ユーロ市場」という。
  • 1950年代初めの冷戦激化を背景に東欧圏の銀行が在米ドル預金をヨーロッパの銀行に預け替え,この米ドル預金がアメリカ国内のドルと区別されて「ユーロダラー」と呼ばれた。
  • 1957年のポンド危機を契機に英国の銀行がユーロダラーを資金源として積極的に金融を行ったことなとから,ロンドン市場を中心に発展した。
  • 今日では取引通貨も日本円,英ポンド,新通貨ユーロ,スイス・フランなど多様化しており,取引市場も世界各地に広がっている*1

 ユーロ市場は主として銀行間の資金調達・運用市場であるユーロ預金市場と対顧客運用の場であるユーロ貸付市場およびユーロ債券市場からなっている。通常,ユーロ取引では預金や債券の利子に対する源泉徴収税や中央銀行に対する準備預金積み立てが免除されるなど,各国当局の規制等が免除されている。このため,ユーロ市場はより自由で簡便な存在となっているが,各通貨の金利は国内市場との金利裁定が働くため,自国の金利体系にほぼ連動した形となる。


*1 特にアジアで取引されるドルをアジアダラーということもある





2007-03-10 (土) 21:35:48 (4178d)