- 「ヨーロッパ経済共同体を設立する条約」の通称。1957年ローマで調印。
- ECSC創設の条約が調印されたパリの名前をとって「パリ条約」と呼ばれるのに対して、ユーラトムとともに1957年3月にローマで調印されたEEC(欧州経済共同体)の条約は「ローマ条約」と名づけられる。
- EEC条約はECSCなどのようなセクターごとの統合路線ではなく、欧州全域の経済統合、共通市場の形成に向けた全体的な方向付けを行っていることから、「ECの憲法」と位置付けられてきた。
- 西ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの6カ国の首脳によって調印された。
- 発効は翌年の1985年1月1日で、その後の再三改正され今日に至っている。
2007-03-10 (土) 21:36:23 (5108d)