ヴェブレン

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Thorstein Bunde Veblen /ソースティン・ベブレン

ソースタイン・ヴェブレン †

  • 1857年〜1929年
  • アメリカの経済学者、社会学者。
  • 経済学を現実的・動態的理論とするためには社会・経済制度の累進的進化の過程の究明が必要だと主張した。
  • 制度学派の創始者とされる。

ヴェブレン 思想形成 †

  • 1857年7月30日アメリカのウィスコンシン州の田舎に、ノルウェー移民の子として生まれた。
  • 当時、アメリカ資本主義は独占段階に移行していく時期であり、彼が青年期を過ごした中西部では、東部の商人や資本家による中間搾取、土地投機などに対する反発が増大しつつあった。このような農業的西部と企業的東部との経済的文化的対立はヴェブレンの思想形成に大きな影響を与えることとなる。
  • カールトンのアカデミー(高等部)およびカレッジを経て、1881年にジョンズ・ホプキンス大学に進学、そこでプラグマティズムの祖チャールズ・パース(1839〜1914)の行動主義哲学に触れた。
  • プラグマティズムは、真理が人間の行動によって生成し変化することを説く哲学であったため、伝統的経済学の受動的な快楽主義の概念(快楽と苦痛のすばやい計量器)に満足しなかったヴェブレンにとって、それは経済行動を制度的・文化的環境による制約とそれに対する反作用という相互関係において理解するに際して示唆を与えた。
  • ダーウィニズムからは経済発展の過程を人間の本能・社会の伝統・環境などの相互作用の下にしんこうするまったく機械的・非目的論的過程としてとらえることを学んだ。
  • 「自然」「正常」「均衡」といった目的論的・静態的概念を用いる伝統的な経済学を「前ダーウィン的分類学」として批判し、自らの経済学を「進化論的経済学」と名づけた。
  • ただし、ヴェブレンは同じくダーウィンの思想から派生した「社会的ダーウィニズム」には与しなかった。
  • 1882年、ジョンズ・ホプキンス大学からエール大学に移り、社会学のウィリアム・サムナー(1840-1910)と出会うが、資本主義弁護論にすぎない社会的ダーウィニズムについては、きっぱりと拒絶した。

制度とは? †

『制度』とは、人々の総体に共通するものとして定着した思考の習慣
『現代文明における社会の地位』






2008-06-05 (木) 18:31:45 (3482d)