愛国教育

「愛国教育」についてのメモ。愛国教育とは…
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中国の愛国教育 / 反日教育 †

  • 参考:「日本断罪 国民に刷り込み 江沢民の時代から一層徹底」(東京新聞・特報2005/04/12)
  • 中国インターネット人口は2004年6月時点で8700万人。総人口に占めるネット利用者は7%に満たないが、中国共産党の機関紙・人民日報がネット版を始めた1997年当時は6万人以下だったというから、すさまじい勢いで増加。
  • 反日的言辞も中国全土に広まる。反日サイトへの書き込みや反日デモで中心的な役割を果たしているのは、1990年代に愛国教育を受けた世代。
  • 市場経済下で社会主義の権威が失墜し、共産党は、抗日戦争に勝利した過去の栄光を強調する傾向。愛国主義教育と抗日戦争史教育が同じになり、教育指導要領でも、愛国教育の最大の目的は『共産党が全民族の揺るぎない保護者であると証明する』ことと明記。
  • 抗日戦争40周年だった1985年が分岐点。同年の中曽根首相靖国神社公式参拝が反日感情に拍車をかけ、愛国教育が徹底された。それ以前の対日感情は落ち着いていた。
  • 1989年の天安門事件で、政権維持に不安を抱いた共産党が愛国教育を強化し、江沢民時代の1994年、共産党が『愛国主義教育実施要項』を出してから一層徹底された。

愛国教育:三つの方法 †

  1. 歴史教育における日本断罪
    • 小学用歴史教科書「小学課本・歴史」の南京事件を扱った項目
      • 「1937年、日本侵略軍は上海を占領すると、南京まで一路、焼き払いや殺りくを繰り返した。南京人民に対する血なまぐさい大虐殺は六週間にわたり、30万人以上が殺害された。日本軍は大罪を犯した」
    • 傍らには「南京で人を殺した刀の血をぬぐう日本兵」などと説明が付けられた挿絵。
    • 中国は検定教科書だが、実質的には政府が内容を決めている。
    • 日本の歴史の教科書は古代から始まるが、中国の教科書は、共産党の歴史が中心。結党以前の歴史は、『日本軍の侵略とそれと勇敢に戦った同志』以外のことは書かれていない。
    • 中国は今秋から、新指導要領に基づいた教科書を導入する。現行の教科書より、日本軍の残虐行為だけを集中的に取り上げた個所はなくなる。それでも,愛国教育を弱めようとするのは一部の勢力。今回の反日運動の盛り上がりも影響する可能性がある。
  2. 日本の罪業を後世に伝えるための「愛国主義教育基地」建設
    • 南京の南京大虐殺記念館や盧溝橋の中国人民抗日戦争記念館をはじめ、革命指導者の旧居や革命根拠地など、全国に現在205の史跡や博物館が指定されている。中国の小中高では、徳育教育の一環で、遠足が義務づけられている。
    • これらの施設は共産党礼賛が目的で、必ずしも反日ではないが、共産党を美化するために悪徳日本が必要とされている。
  3. メディアによる反日の刷り込み
    • 毎年8月になると、抗日戦争をテーマにしたドラマや映画がテレビに流れる。さらに共産党は愛国主義を高める百の映画や書籍、歌を選定、公布している。





2008-06-11 (水) 11:39:50 (3394d)