圧力団体

「圧力団体」についてのメモ。圧力団体とは…
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圧力団体 †

自己の特殊利益や主張を実現するため、議会や行政府などに対して政治的圧力を行使する社会集団。プレッシャー-グループ。

政党と圧力団体 †

政党圧力団体
政権獲得めざす(原則として)めざさない
主な利益機能利益集約機能利益表出機能
政策包括的で弾力的限定的で固定的
利益多様な利益特定の利益
責任国民に対してとる団体の成員に対してとる
組織としての機能―孤辞∪治的リーダーの育成政治的教育(講演会・パンフ配布)だ策形成〕益誘導⊃概腸馘への代表派遣集団的示威(アピール)だは牲狙のためのプロパガンダ

日本の圧力団体 †

代表的な圧力団体には、財界、労働組合、農協、医師会など。政党の組織が十分に発達していないので、圧力団体がそれだけ大きな役割を果たしている。

  1. 成員の自発性が乏しく、既存の組織の成員が丸ごと組織参加。労働組合が企業別に組織され、組合員もそのまま系列化される。
  2. 政党組織が貧弱なので、圧力団体が選挙活動などを補完。
  3. 政策決定では官僚制の影響力が大さいので、圧力団体の活動が主に官僚制に向けられる。ただ、自民党の長期政権の時代には、労組など野党系の圧力団体はここから疎外された。
  4. 下部成員の無関心のため、内部で寡頭支配となりやすく、少数幹部の支配力が強い。
  5. したがって、官僚制と圧力団体指導層が癒着しやすく、官僚の「天下り」がこれを強化していた。
  6. 欧米では、圧力団体は自己利益の実現のためなら、どの党にも接近する場合があるが、日本では政党ごとの系列化の傾向があり、一つの圧力団体はもっぱら一つの党との関係を深めることが多い。(1980年代後半から、変化の兆しがみられ、流動化しつつある)





2007-03-10 (土) 21:36:46 (3878d)