安全保障政策には大きく分けて三つに分類される。
- 個別的安全保障
- 勢力均衡(対抗的安全保障)
- 政策や利害を同じくする他国と攻守同盟を結ぶ方式。同盟関係を結ぶことで力のバランスをとり、仮想敵国に対抗して、攻撃を未然に防ごうとするもの。
- パワーの均衡が計りにくく、不均衡を理由に軍備拡張競争になりやすく、第一次・第二次世界大戦のような戦争が大規模なものとなってしまう。
- 集団的安全保障
- 対立関係にある国をも含め、関係諸国のすべてを集団的安全保障の体制に参加させ、相互に武力行使をしないことを約束させるもので、違反に対しては関係国のすべてが共同で制裁を加えるというもの。国際連盟・国際連合。
2007-03-10 (土) 21:36:49 (5070d)