短期的な株価変動や目先の利益にとらわれず、長期的に株式を保有し続ける株主。取引で親密な関係にある企業などが安定株主となることが多い。敵対的な買収を仕掛けられても株式公開買い付け(TOB)などに応じず、買収防衛の役割を果たす。戦後、財務基盤が脆弱(ぜいじゃく)だった日本企業は、海外からの買収に備えて株式持ち合いによる安定株主工作を進めた。最近ではM&A(企業の合併・買収)の広がりで、安定株主づくりに積極的に取り組む企業が増えている。