移行経済圏

「移行経済圏」についてのメモ。移行経済圏とは…
HOME > 移行経済圏

経済

移行経済圏 †

旧ソ連・東欧諸国など市場経済へ移行する旧社会主義国や,中国のようにそれまでの政治体制を保ったまま市場経済に移行する国や地域。

移行経済圏(Economies in transition)〔世界経済〕
中央集権的計画経済圏はいずれも、東西冷戦終結、ソ連・コメコン崩壊後、急速に市場経済への移行を進めており、「エマージング・マーケット(emerging-market)」ともよばれる。ロシアをはじめとする旧ソ連諸国、東欧諸国、中国・ベトナム等のアジア社会主義国がそれである。これらの諸国はいずれもマクロ財政・金融政策の採用、税制整備、国営企業の民営化、個人・組合・中小企業の育成等により、市場経済化を図っているが、中国・ベトナム・ポーランドのように外国投資により市場経済化、経済成長があいともなっている国と、ロシア等旧ソ連諸国のように政治的な混迷状態のなかで構造改革が課題になっている国というように、それぞれ大きな差異が出ている。OECD諸国はロンドンにヨーロッパ復興開発銀行を設立し、移行経済圏の市場経済化を支援している。ただし、移行経済圏ではいずれも貧富格差、地域格差、汚職腐敗等の社会問題が顕在化してきており、1998年夏、ロシアのルーブル切下げにみられるように、経済不安定も続き、健全な国家−市場の関係の確立が課題である。2002年カナナスキス・サミットでは、ロシアからの大量破壊兵器・物質のテロ勢力への拡散に注意が向けられた。






2007-03-10 (土) 21:36:58 (3641d)