宇野理論

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宇野理論 †

  • 宇野弘蔵の独特の解釈に基づいて再編成されたマルクスの経済学説。
  • 経済学を原理論・段階論・現状分析に分け、原理論の科学性の根拠を純粋理論の体系的完結性に求め、経済学からイデオロギー的性格を取り除き、マルクス経済学と社会主義との必然的連関を否定する、などの特徴を持っている。

宇野理論の三つの側面 †

  1. イデオロギーと科学の相対的に異なる役割を強調する。
    • 特定の政党・政治勢力の方針に研究の方向や内容が規定され支配されるのでは、マルクス経済学の科学的認識が確保できない。思想やイデオロギーと科学を混同することは、科学的社会主義の学問的意義を不明確にしてしまう。
  2. 経済学の研究を、原理論/資本主義の発展段階論/現状分析の三つの次元に区分して体系化する(三段階論)。
  3. 『資本論』を原理論としての位置において純化整備した。

伊藤誠『経済学史』268ごろ






2007-03-10 (土) 21:37:07 (5062d)