横浜事件

「横浜事件」についてのメモ。横浜事件とは…
HOME > 横浜事件

横浜事件 †

太平洋戦争下の1942年(昭和17)に起きた神奈川県特高警察による言論弾圧事件。泊事件ともいう。雑誌「改造」に「世界史の動向と日本」という論文を寄せた細川嘉六が治安維持法違反に問われて検挙され、さらに細川所持の一枚の写真から日本共産党再建の陰謀ありとして多くの人が逮捕され、拷問による死者三人を含む犠牲者を出したでっちあげ事件。

神奈川県特高警察が雑誌「改造」の細川嘉六の論文を共産主義的として細川やその知人らを検挙、さらに関連の出版関係者を逮捕し、治安維持法違反として起訴した。

拷問により数名の死者を出し、「改造」「中央公論」は廃刊させられた。

◇横浜事件

 第二次大戦中の1942年、雑誌「改造」に掲載された政治評論家、細川嘉六氏の論文「世界史の動向と日本」が共産主義の宣伝だとして、警視庁が細川氏を治安維持法違反容疑で逮捕。これを発端に神奈川県警特高課が中央公論社、改造社などの出版人ら約60人を次々と逮捕。4人が獄死し、約30人が有罪判決を受けた。戦後、取り調べた特高課の警察官3人が元被告に拷問を加えたとして特別公務員暴行傷害罪で実刑判決を受けた。

 裁判のやり直しを求めた第3次再審請求(98年)で、東京高裁が今年3月、「元被告らは拷問を受け、自白の信用性に顕著な疑いがある」と再審開始を支持。検察側は特別抗告を断念し、再審開始が確定した。

毎日新聞 2005年7月30日 東京朝刊






2007-03-10 (土) 21:37:14 (5311d)