開国

「開国」についてのメモ。開国とは…
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開国 †

開国の国際的背景 †

  • 18世紀後半、露、英、米、仏は日本接近を図っていた。インドの大半を植民地化し、中国貿易にも進出していたイギリスは、対日貿易の再開を企て、日本近海に出没し、19世紀初頭にフェートン号事件をおこしていた。 18世紀末のラックスマン、19世紀初頭のレザノフの来航など早くから日本進出に積極的で、南京条約後のイギリスの中国支配によって衰退したキャフタ貿易に代わって、海路による中国貿易や東シベリアと日本の通商開始を意図していたロシアは、アメリカのペリー派遣を知り、プチャーチンを急ぎ派遣した。
  • 日米和親条約
    • 交渉時の中心人物は、老中阿部正弘。別名は神奈川条約。下田、箱館の2港開港、下田に領事館を開設。
  • 日米修好通商条約
    • 交渉時の中心人物は、大老井伊直弼。この条約は、下田、箱館のほかに神奈川、長崎、新潟、兵庫の開港、関税自主権がなく、領事裁判権を承認するなど不平等条約であった。
  • 五品江戸廻令
    • 1860年発布。雑穀、水油、呉服、生糸、ろうは、必ず一旦江戸へ廻送し、江戸問屋経由で横浜へ送ることをさだめた法令。貿易統制を意図。

開国の経緯 †

  • 開国
    • 1853 ペリー、浦賀へ来航 / 露使プチャーチン、長崎へ来航
    • 1854 ペリー、再来日→日米和親条約    ’
  • 幕府の対応
    • 老中阿部正弘
      1. 革新派官僚登用
      2. 列藩への諮問・朝廷へ報告
  • 日米和親条約
    1. 下田・箱館開港
    2. 領事の駐在
    3. 片務的最恵国待遇
  • 日露和親条約
    1. 下田・箱館・長崎開港
    2. 得無(ウルップ)、択捉間に国境、樺太は雑居

開国の影響 †

  • 開国、開港による幕末貿易の開始は封建経済体制をもつ日本が、世界の資本主義経済体制の流れの中に急激にのみこまれていった。
  • 幕末貿易の進展は、国内経済にさまざまな影響を与え、幕藩体制の崩壊を早める原因となった





2007-03-10 (土) 21:37:39 (4601d)