貧しい国が豊かな国になるためにはどうすればいいかを探求する、及び、貧しい国に特徴的な経済現象を合理性の観点から理解しようとする、経済学の一分野。伝統的に前者のタイプの研究が中心であったが、1970年代末頃から、経済学理論におけるゲーム理論の発展に伴い、後者のタイプの研究がむしろ主流と言えるほど増えてきた。
当初のモデルは、計画経済を標榜したソビエト連邦などの国で発達した。