管理用

「管理用」についてのメモ。管理用とは…
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人類の実質所得は西暦1500年までほとんど増えず、1500年ごろから1820年ごろまで緩やかに増加し、1820年以後にヨーロッパと米国で突然、躍動的な成長が始まったというのが、経済史学者アンガス・マディソンの分析だ。 なぜこの時期から、しかもヨーロッパと米国でのみ、こうした経済成長が可能だったのか。 「富の誕生」の著者ウィリアム・バーンスタインは、偶然でないと言う。 彼は繁栄に必要な4つの要素に
▽財産権の保障
▽科学的合理主義
▽資本市場
▽輸送・通信の発達

を提示しながら、この時代、ヨーロッパと米国にこれらの要素がそろい始めた、と説明した。

バーンスタインは4つの要素のうち、最初に財産権の保障を挙げている。 フランシス・フクヤマは個人の権利、特に財産権が国家によって保護されることを「自由」と定義した。 財産権の保障は「代議なきところに課税なし」という命題につながる。 代議がない課税は、公平な課税を保障できず、財産権の保護を難しくしうるからだ。 英国のマグナカルタや米国の独立戦争が、この命題を確保するためのものだった。

公平な課税の意味は、時代と経済与件によって変わる。 所得や財産が多い人がより高い税率でより多くの税金を納める累進税が公平税だというのが、今までの通念だ。 金持ちの数が相対的に少ないため、累進税は常に世論の支持を受けることになる。 しかし、どの程度の金持ちにどれほど高い税率を適用するのが公平なのかを決定するのは容易でない。 このため最近は、「単一税率」の方が効率的だという主張も強まっている。 単一税率が、税金徴収金額は減らずに、勤労および投資意欲をより高めるという長所を持っているということだ。

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2007-03-10 (土) 21:38:04 (4214d)