雁行形態論

「雁行形態論」についてのメモ。雁行形態論とは…
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flying goose pattern of industrialization

雁行形態論 †

 後発国の産業発展に関する赤松要の説。後発国の工業化過程は、消費財工業品の輸入に始まり、その国内生産、その輸出という経路をたどる。さらに一段階遅れて生産財工業品についても、輸入⇒生産⇒輸出という経路をたどる。したがって、輸出伸長の前には必ず国内投資が先行し、後発国は先進国を追いかける形をとるという説。
その移行曲線が飛雁の列に似ていることから名づけられた。

 まとめると…以下の三つに雁行形態が見られる。

  1. ある商品の輸入⇒生産⇒輸出が時間的ラグをもって量が移行する。
  2. ある商品の生産はA国から始まり、B国へ移転し、さらにC国へと移転する。
  3. 先進国、準先進国、中進国、後発国の経済水準の推移

 ヴァーノンのプロダクト・サイクル論よりも、早く提起され、直接投資や技術移転があることを明記した点でより包括なものとなっている。

雁行形態理論。catching-up product cycle model






2007-03-10 (土) 21:38:13 (3641d)