基軸通貨

「基軸通貨」についてのメモ。基軸通貨とは…
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key currency キー・カレンシー / 基軸通貨

基軸通貨 †

  • 国際間の決済や金融取引などにおいて中核的機能を果たす国際通貨をとくに基軸通貨とよぶ。一般には国際通貨と同義。
    英ポンドは大英帝国の威信と経済力を背景に長い期間基軸通貨の地位を保ってきたが、第二次世界大戦後はこれにかわって米ドルがアメリカの政治経済上の絶対的優位を背景に基軸通貨となった。1971年の金交換停止により通貨価値の安定と国際的信認は以前ほどではなくなったが、現在でも米ドルの基軸通貨としての存在には変化はない

基軸通貨の条件 †

  • 次の条件を兼ね備えた国際通貨を指す。
  1. 国際間の貿易・資本取引に広く使用される決済通貨であること
  2. 各国通貨の価値基準となる基準通貨であること
  3. 通貨当局が対外準備資産として保有する準備通貨であること。

基軸通貨の機能を果たす条件 †

  1. 通貨価値が安定していること
  2. 高度に発達した為替市場と金融・資本市場を持つこと,
  3. 対外取引規制がないこと
  • 歴史的には,英ポンドや米ドルが基軸通貨と呼ばれてきた。

英ポンドは,19世紀以降,国際金融の中心地としての英国の強力な立場を背景に基軸通貨としての役割を担っていたが,第二次世界大戦後は、アメリカがIMF体制の下で各国中央銀行に対して米ドルの金兌換を約束したこと、及び米国の経済力を背景に,ドルが名実共に基軸通貨となった。欧州単一通貨ユーロが将来的にドルと並ぶ基軸通貨に成長するとの見方もあるが,現在のところドルの実質的な基軸通貨としての地位は揺らいでいない。

ドル基軸通貨体制 †

(日経2008年11月14日)

  • 基軸通貨とは、貿易決済や金融取引などに幅広く使われ、人々の価値基準として認識される通貨。どの国の通貨になるかは、通貨発行国の経済規模や政治・軍事力、規制などで決まるとされる。
  • 第2次大戦前までは英ポンドが基軸通貨の座にあったが、戦後は米ドルに交代した。
  • 1945年発効のブレトン・ウッズ協定で、米国はドルと金の交換を約束。
  • 1971年に金・ドル交換を停止したが、その後も米国の経済力を背景にドルは基軸通貨の座にある。
  • 通貨体制をめぐる主な出来事
    1945年ブレトン・ウッズ協定発効、国際通貨基金(IMF)、世界銀行を設立
    1949年1ドル=360円の為替レートを設定
    1971年ニクソン大統領、金・ドル交換停止を発表スミソニアン合意。1ドル=308円に
    1973年先進国の通貨が相次いで変動相場制に
    1976年IMFの暫定委員会で変動相場制を正式承認(キングストン合意)
    1999年ユーロの取引開始





2008-11-18 (火) 15:03:44 (3478d)