規制緩和

「規制緩和」についてのメモ。規制緩和とは…
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deregulation デレギュレーション

規制緩和 †

  • 自由な経済活動を活性化するために、政府や自治体などが民間の経済活動に定めている許可・確認・検査・届け出などの規制を緩和ないし廃止すること。
  • 小さな政府」を求める新自由主義の思想が国際的に吹き荒れた1980年代以降、先進諸国は相次いで経済不況の打開のために規制緩和の政策をとるようになった。日本でも行政改革の柱の一つとして位置づけられたが、日米間の貿易摩擦からくる市場開放要求への対応という面もある。
  • しかし、環境保護や食品衛生などのための規制や企業の競争を促進するための規制もあり、規制緩和万能の意見には異論も出されている。
  • 規制緩和の背景

規制緩和による影響として… †

  1. 価格の低下や料金体系の弾力化(割引制度の拡大など)
  2. サービスの多様化など消費者にとって選択の幅が拡大
  3. 規制緩和された産業における効率性の向上
  4. サービスの改善
  5. 投資の活発化、内需拡大を通じた経済成長率の上昇
  6. 行政コストの削減

…など。

規制緩和の問題点 †

  • 規制緩和を行う場合、以下の4点について検討が必要となろう。
    1. 資金調達は公的で、財・サービスの生産を民間企業へという形態(民間委託)について、いかなる企業とどのような契約を締結するか等といった取引費用の負担が問題となる。
    2. 生産は公的部門で負担するが資金調達は私的にという形態(有料化)については、公共財のサービスで問題となった排除費用の負担が問題となる。
    3. 資金調達・生産の両面で政府の撤退という形態(民営化)においては、特に地域における私的独占企業への移行の可能性が残る。
    4. ユニバーサル・サービスの確保(新規加入者の数が増えることによって、すでに加入している者の効用も増加するという「ネットワークの外部性」を有する通信・交通ネットワークに、全国どこからも用意にアクセスできること)をいかに行うか。





2008-07-24 (木) 15:54:58 (3351d)