恐慌

「恐慌」についてのメモ。恐慌とは…
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panic 経済恐慌/パニック

恐慌 †

景気変動の後退局面で、需要の急速な低下、商品の過剰、物価の下落、信用関係麻痺(まひ)、企業倒産、失業が急激かつ大規模に生じ、一時的に経済活動全体が麻痺すること。

恐慌/マルクス経済学 †

  • 恐慌は資本主義の発展段階によって現われ方がちがう。規則的に繰り返される急性的、激発的な再生産の縮小という、典型的な恐慌現象が現われたのは、機械制大工業の確立した資本主義の自由主義段階である。したがって恐慌の原理的規定は、この時期の蓄積機構を理論的抽象の基礎にして与えられる。恐慌はまずなによりも全般的な過剰生産という特質をもつ。恐慌のもつこの全面性を必然化するものは、労働者人口に対する資本の過剰蓄積である。これに対して恐慌の周期性の根拠は、既存の固定資本を基礎にした好況期の資本拡張と、固定資本の廃棄をともなう不況期の合理化との、蓄積の二様式の交替にもとめられる。
  • 最後にその激発性は、過剰蓄積が信用を利用した流動資本の浮動的な拡張によって増幅される結果、もたらされる。だが固定資本の巨大化とともに、恐慌の不規則化、非急性化、場合により部分化が生ずる。





2007-03-10 (土) 21:38:41 (4775d)