同和 さやまじけん
1963年5月に埼玉県狭山市で女子高校生が殺害された事件の犯人として被差別部落の青年石川一雄が逮捕され有罪が確定した事件。 70年以後部落解放同盟は,石川は無実であり部落差別による不当逮捕であるとして組織的闘争を行なった。 77年最高裁判決で無期懲役が確定。 第1次(77‐85年),第2次(86‐99年)の再審請求は棄却された。 なお,石川は94年仮出獄。