近隣窮乏化政策

「近隣窮乏化政策」についてのメモ。近隣窮乏化政策とは…
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beggar-my-neighbor policy

近隣窮乏化政策

 国内の雇用拡大のために自国本位の政策を取り、他国に失業などの負担を転嫁させるような政策のことをいう。このため他国もそれに対する報復を行う可能性があるため、国際経済関係が悪化する要因となる。

イギリスの経済学者J.ロビンソンが名づけたもので,他国の犠牲のもとに自国の景気を回復しようとする政策。輸出は国内生産を増加させ雇用拡大,所得増加につながるが,輸入はその分国内生産が減少することを意味し失業や所得減少となる。そこで失業や国際収支赤字に陥っているときの救済手段として為替相場切下げ,輸入制限(関税引上げ),輸出補助金などの輸出促進,輸入抑制政策をとる。このことは外国にとっては輸入拡大であり,生産縮小,所得減少という犠牲を伴うので報復措置をとる場合が多い。報復措置の応酬は世界の貿易量や景気の縮小となるため,ガットや国際通貨基金IMFにより原則的に禁止されている。






2007-03-10 (土) 21:38:49 (4096d)