偶像崇拝

「偶像崇拝」についてのメモ。偶像崇拝とは…
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idolatry

偶像崇拝 †

神以外の人や物を信仰の対象として崇拝すること。神を被造物と混交するものとしてキリスト教・イスラム教などでは厳しく否定され、他の宗教を非難する語として用いられた。

ミイラ,神仏像,祖先像,聖人像,獣像さらには樹木や岩石などの形象物を崇拝すること。偶像には,神,仏,超自然力などのまったく抽象的な信仰対象に具体的姿をもたせ,人々に明確な対象を与える力がある。西部アフリカのギニア海岸のbohasum,bossun,コンゴ地方のngunde,リベリア沿岸のgrigri,grugruなどは偶像あるいは呪具として用いられる。またエスキモーでは幼児の死体の日干しを袋に入れ狩猟の呪物とし,アパッチ族では雷火で焼けた木片,ヒダツァ族ではきつねやおおかみの皮などが呪物とされ,ときに偶像の一部に「腹ごもり」として収められている。この点一種の呪物崇拝をなしていると考えられる。ユダヤ教,キリスト教,イスラムなどは唯一神の視覚化の不可能性を強調しており,モーセはことにきびしく偶像崇拝を禁じたが,歴史的にはビザンチン・キリスト教会の聖像崇拝が偶像崇拝の嫌疑を受け,聖画像破壊運動(イコノクラスム)が起るなど,視覚化されている事実もある。






2007-03-10 (土) 21:38:58 (4871d)