軍国主義

「軍国主義」についてのメモ。軍国主義とは…
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軍国主義 †

軍事力の強化が国民生活の中で最高の地位を占め、政治・経済・文化・教育などすべての生活領域をこれに従属させようとする思想や社会体制。ミリタリズム。

ミリタリズムmilitarismの訳語。戦争を外交の主たる手段と考え,軍事を最優先視する態度ないし組織。軍国主義によれば,戦争は避けらるべきものではなく,それは神聖な使命であり,人間の精神を高度にするものである。したがって軍国主義は自己犠牲(滅私奉公)や忠誠を美徳とし,勇気や冒険をたたえ,体力の錬磨を唱導する。またシンボルや儀式を創出して,これらの価値の弘布宣伝に努める。そしてこのような軍国主義が支配する国家においては常に軍人が最高の社会的地位を占め,教育,文化,イデオロギー,風俗習慣等が軍国的特徴を帯びるにいたる。さらに社会生活が軍事的に編成され,そのすみずみまでに軍隊の精神やモラルが浸透し,国家全体が兵営のような観を呈する。兵営国家と呼ばれるのは,これである。このような軍国主義は古代ギリシアのスパルタにみられるように,昔から存在したが,世界的に流行し,その害悪を露呈するにいたったのは19世紀末以降においてである。特にドイツや日本が典型的な軍国主義国家と非難され,国際平和を乱した責任を追及されてきたことは周知のとおりである。






2007-03-10 (土) 21:39:01 (3911d)