形式主義

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formalism

形式主義 †

1 内容よりも形式を重んずる考え方。

2 カントのように、認識の普遍妥当性を認識形式に関して吟味する立場。道徳に関しては、その根拠を実践理性の純粋形式的法則とする。

3 美学で、感覚的要素の意義を否定し、形式に美の原理を認める立場。

  • 1
    1. 認識論で、理性のアプリオリな形式を認識の普遍妥当性の根拠と考えるカントや新カント主義の立場。
    2. 倫理学で、純粋に形式的な道徳法則(定言命法)を道徳の普遍妥当性の根拠と考えるカントの立場をはじめ、実質的・具体的な規範の定立を避ける思想態度。
    3. 美学で、感覚的な内容美ではなく表現の仕方に美の原理を求めるヘルバルトらの立場。
    4. 数学基礎論で、数学を有限の記号列から成る推論の連鎖と見なし、公理論的に形式化された体系の無矛盾性を証明することによって、数学を基礎づけようとするヒルベルトらの主張。
    5. ⇒フォルマリズム
  • 一般に、物事の内容的側面を軽視して、形式的側面を重視する立場。多く否定的な意味合いでいう。





2007-03-10 (土) 21:39:05 (3757d)