原始的蓄積

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本源的蓄積

原始的蓄積 †

資本主義的生産様式の発生期に、資本と賃労働がつくりだされる歴史的過程。

大土地所有や商人による資本蓄積と、土地から切り離された農民などの無産者階級の形成が行われること。

  • 世界商業と世界市場は16世紀において資本の近代的生活史を開始する、とマルクスは述べた。
  • 商人資本の活動は確かに、資本主義の発生期の蓄積を促した基本的動力であった。だが資本が、商品生産によって価値を増殖する資本として自立するためには、生産手段、生活手段を商品止して動かし、貨幣財産を蓄積するだけでは不充分である。労働力を商品として市場で購入し、商品生産にそれを使用してはじめて資本は、自立的な資本、産業資本に転化する。
  • しかし資本主義の発生期には生産者は、農民あるいは手工業者として、封建的な規制により土地または生産手段に縛りつけられていた。
  • したがって、資本と労働力が結合するためには、生産者を生産手段から分離する過程が不可欠となる。
  • この全過程をマルクスは原始的蓄積と呼び、農民からの土地収奪をはじめ、植民、国債、租税、保護貿易の諸制度が蓄積の槓杆(こうかん)だったとみなした。





2007-03-10 (土) 21:39:31 (4601d)