古典学派

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古典学派 †

古典派経済学

経済学史上,A.スミスからT.マルサス,D.リカードを経てJ. S.ミルにいたるイギリスの経済学の体系をいう。一般にこの学派の成立をもって体系的な経済学の成立とみなす。この学派は産業革命を通じて発展した産業資本の立場からそれまでの重商主義政策を批判し自由主義の経済政策を主張した。スミスは分業と交換が労働の生産力を高め,各人の利己心に基づく私利の追求が「見えざる手」に導かれて公益の極大をもたらすことを主張し古典学派の基礎を築いた。その後,産業資本主義の急速な発展に伴って小生産者の没落と大衆の窮乏状態が生ずる一方,産業資本家と農業の地主階級の利害が対立したことによりさまざまな経済問題が生じ,マルサス,リカード,あるいはミルの学説の構成に大きな影響を与えた。貧乏の問題はこの時代のイギリスの社会思想の中心となり,これを背景にマルサスの『人口論』が著わされた。また,18世紀末の対仏戦争による貨幣価値の低落に対してリカードは貨幣数量説に基づく貨幣価値の理論をもってその対策を提案した。また19世紀初頭における穀物条例改訂に関する論争はマルサス,リカードらの経済学体系を完成に導いた。スミスにより樹立され,マルサス,リカードによって発展された古典派経済学はミルによって大成された。
→スミス
→マルサス
→ミル
→リカード






2007-03-10 (土) 21:39:44 (4212d)