公正報酬率規制

「公正報酬率規制」についてのメモ。公正報酬率規制とは…
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伝統的規制理論  †

 old regulation theory
 伝統的規制は費用積み上げ方式と呼ばれる。つまり、営業費用と資本費用を足して需要で割り,単価を求める。特に長い間,公正報酬率規制と呼ばれる方式が採用されてきた。

公正報酬率規制 †

公正報酬率規制では,資産に公正報酬率をかけた公正報酬を営業費用に足して需要で割り,単価を求める。経済学的に言えば,適正な利潤を加味した一種の平均費用価格設定である。

公正報酬率洩制の問題点 †

経済的な非効率性を招き,規制の失敗が発生することである。

  1. 政府の査定能力の限界のため技術的非効率性が発生し,また報酬が資産に依存するので過剰資産の傾向が生じる。
  2. 政府と企業の交渉による公正報酬率の決定には窓意性がつきまとい,政府が企業に取り込まれてしまう事態が起こりかねない。
  3. 情報の非対称性のため政府の規制能力には限界があり,規制コストも高くつく。





2007-03-10 (土) 21:40:04 (4178d)