国際経営

「国際経営」についてのメモ。国際経営とは…
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経営のボーダーレス化 †

経営の国際化を基盤として,経営のボーダレス化が始まっている。

東西冷戦構造が崩壊後のいわゆる東側諸国への市場経済の導入,また,第三世界や東アジア諸国を中心とする開発途上国の本格的な工業化にともなって,企業の構造や体制も,自国の管理システムをそのまま他国に導入するといったものではなく,現地法人の創設をはじめ,これまでの国際化より進んだ展開がなされている。

  • EUにみるように,国の枠組みを超えてヨーロッパを1つの大きなエリアとしてとらえるといった場合,すでに国と国とがボーダレスになっている以上,企業もまた必然的にそのような方向に向かっている。また,環境問題が地球的規模で議論されるなかで,国家体制を超えた協力関係による取り組みが必然的な課題にもなっている。

他方,営利追求を唯一の目的としてきた企業-特に大企業にとって,21世紀を迎えた今日,営利だけを求めていればよい時代は去り,企業の社会貢献に対するニーズが増し,ボランティア休暇の導入や,地域と連帯した福祉施設の建設なども大きな課題の1つになってきている(メセナ活動)。特に,これからは知識の時代と位置づけるドラッカーは,マネジメントの意味を社会貢献の展開にまで広め,営利追求を目的とした企業(組織)から,今後においては非営利組織への展開を提唱している。

企業の国際化 †

  • 企業活動にともなって,経営資源が国境を越えて移動するようになること
  • 国際化の動機
  1. 新市場の開拓
    • 自国の市場の成熟化,自国での激しい競争の回避,海外の大きなマーケットの存在,などが国際化の理由となる。製品輸出,現地の支店・子会社での営業活動の展開という形をとる。
  2. 低コスト化
    • 安価な人件費や原材料費などの獲得が目的。通常,開発途上国へ生産拠点を移す。
  3. 貿易摩擦の回避
    • 相手国政府の輸入規制や関税引き上げといった措置への対応が,国際化の理由となる。
  • 多国籍企業
    • 2カ国以上に生産設備や営業施設を所有する企業を指す。





2007-03-10 (土) 21:40:45 (3812d)